長崎諏訪公園グラント将軍植樹記念碑
久しぶりに諏訪公園に東京からの帰りグラント将軍植樹記念碑を訪ねた。
再植樹されたアコウ?の木グラント将軍植樹記念碑再植樹の木。その周辺で子どもが遊んでいる。日曜日の朝の公園である。過去の絵葉書を見てもそこに子どもを発見できる。時を隔てて同じ光景である。
幹より見上げるグラント将軍植樹記念碑
グラント将軍植樹記念碑
佐多稲子(1904年6月1日-1998年10月12日)長崎市生まれ
の文学碑は、グラント将軍植樹記念碑の傍に1985年12月1日建立。

樹影より、テーマは原爆と女と男
あの人たちは
何も語らなかっただろうか
あの人たちは本当に
何も語らなかっただろうか
あの人たちは
たしかに饒舌ではなかった
それはあの人たちの
人柄に先ずよっていた
  「樹影」より
      佐多稲子
県令内海忠勝君ノ需ニ応シ余室家ト與ニ各自樹木一株ヲ長崎公園内ニ裁植セリ冀クハ双樹繁茂成長シ永遠ノ壽ヲ保チ以テ日本ノ将来ヲ表明セン事ヲ 

紀元千八百七十九年六月二十二日
日本長崎ニ於イテ

ユーエス グラント 誌

忠魂碑再建の記
忠魂碑も大戦によって解体、戦後再建された。